前回のおさらい。カーオーディオにしろ、カーナビにしろ取り付け方は基本的に一緒で、オーディオ本体と車種ごとに適合する専用ハーネスがあれば取り付け可能で、オーディオメーカーのホームページで車種別適合表から確認できる。
車種別適合表によると、アルパイン ディスプレイオーディオ DAF9Zは、ハイエースのパノラミックビューモニターに接続はできる。
200系8型ハイエース DXのパノラミックビューモニターとして、アルパインフローティングオーディオDAF9Zを使えるようにするのが今回のDIY。
取り付けに必要なパーツは以下のとおり。
オーディオ取り付けに際し、インパネを外す必要があるので「内装外し」と「電動ドライバーセット」があると作業が楽ちん。内装外しの変わりに「使っていないクレジットカード」でも代用できるが、車両の断熱・静穏作業をやる予定があるなら内装外しや電動ドライバーは買っておいた方がいい。
200系8型ハイエースのインパネ周りの外し方
カーオーディオを取り付けるのに最初にやる作業は、バッテリーのマイナス端子を外すこと。車両の電気系を触るので念のため外した方が無難かと。
バッテリーのマイナス端子を外したらもう電気は流れていないので気兼ねなく作業ができる。
次に取り掛かるのはインパネの取り外し。昔は手に入る情報が少なく使っていないクレジットカードを使って手探りでインパネを外した記憶があるが、今はインターネットという大変便利な物があるので昔ほど苦労しなくて済む。購入したハーネス等に取説のダウンロード方法が記載されているので、すべてダウンロードして印刷。自宅にプリンターがなくてもコンビニでダウンロードした取説を印刷できる。つくづく便利な世の中になったもんだ。
ディスプレイオーディオ取付キット( KTX-7W-HI-200)の取説にインパネ周りの外し方が載っているので、それを参考にインパネを外す。(https://products.alpine.co.jp/om/owner/product?P1=8550 取付説明書:ktx-7w-hi-200-nr_im.pdf)
インパネ周りを外す時の注意点は、無理な方向に力を加えると最悪フックが折れたりインパネが割れたりする可能性があるので、取説をよく見てフック、クリップ、ファスナーの位置を確認して作業する必要があるが、あまりにも慎重になると外せず作業が進まないので大胆さも必要。
ディスプレイオーディオ DAF9Zの接続
インパネ周りの取り外し方で参照した取付説明書(ktx-7w-hi-200-nr_im.pdf)に記載されている基本接続図はカーナビ用の接続図になっているので、DAF9Zの接続図に関してはフローティングディスプレイモデル取付けガイド(ktx-7w-hi-200_cn.pdf)を参照した方が分かりやす。
この配線図に パノラミックビューモニター変換キット (HCE-V04-HI-PM)の配線とビルトインUSB-HDMI接続ユニット (KCU-Y620DA)の配線を追加すると、配線作業のイメージが付きやすい。
配線作業と言っても車両側のコネクターにオーディオ側のコネクターを繋ぐだけだし、それぞれのコネクターはピン数や切り欠きの位置が異なるように設計されているので、別のコネクターに接続することは発生しないので取説にある配線図を見ながら一つひとつ接続していく。
すごく単純な作業だけど、少し分かりづらかったり、手間だったところをいくつか紹介!
車両後退時にハンドルガイド線を表示するために必要なハンドルの舵角情報をCANから取り出す。ハンドル下の赤丸の位置にあるのだが、シフトカバーを外さないとアンダーカバーが外せなさそうだったので、少々強引にCAN接続ケーブルを割り込ませた。
事前に購入しておいた「内張り剥がしセット」に入ってた赤い配線ガイドが結構便利。オーディオ取り付けスペースから赤い配線ガイドを落とし込みCANケーブルを引き上げる。
「CAN接続ケーブルを割り込ませた」を解説すると、メータパネルにあるパノラミックビューモニターの切替スイッチAのコネクターにaのコネクターが接続されていた。ディスプレオーディオ側でパノラミックビューモニターの切り替えが出来るようにするため、Aとaの間に分岐配線を入れ込んでオーディオ側に繋ぎ込めるようにすること。
赤い配線ガイドを使って隙間からオーディオ取り付けスペースに引き込んでおく。
ディスプレイオーディオのHDM1端子とUSB端子をスイッチパネルに取り付けるキット(KCU-Y620DA)。使用していないスイッチパネルのめくらカバーを外して取り付ける。
めくらカバーはシフトカバーの裏側から押せば簡単に外れるのだが、シフトカバーを外すのは面倒臭いので、取り外したグローブボックスのスペースからドライバーを入れてめくらカバーを外した。ドライバーの先端が見辛いので、隙間から覗き込んでよく確認すること。
めくらカバーを外した部分にオーディオ取り付けスペースから赤い配線ガイドの先端を通して、HDM1端子とUSB端子を引き上げる。ちなみに、DAF9Zにはデータ通信用と充電用のUSB接続端子があるが、データ通信用の端子に接続することにした。
GPSアンテナを取り付ける位置は配線の引き込みが楽な助手席側のダッシュボード上にした。助手席側のAピラーカバーを外すとGPSアンテナケーブルを通す隙間があるので、赤い配線ガイドを活用してオーディオ取り付けスペースまで引き込む。
アンテナケーブルはタブロックが使って固定しておいた方がいいのだが、タブロックが手元になかったので巻き付けてズレ防止とした。
ステアリングコラム上に取り付けたマイクの配線も赤い配線ガイドを使って引き込む。(下の写真)
一番分かり辛かったのは、赤丸で囲ったラジオアンテナのコネクターの存在。オーディオレスのため車両側のコネクターは、何も差し込まれていない状態でオーディオ取り付けスペースの奥の方に存在している。しかし、赤丸で囲ったラジオアンテナのコネクターは、明らかに接続された状態で存在しているため、これがラジオアンテナのコネクターだと気付かず、凄く探すハメになった。
他のコネクターと同様に空の状態にしておくか、わかるように表示があるといいのに! とプンプンした。
変換キットのインターフェースボックスと変換ボックスが大きくて、取説通りに収納してもディスプレイオーディオ本体と干渉して納めるのに苦労した。
ディスプレイオーディオに接続する電源コード、ラジオアンテナコネクター変換ケーブルを取り付けて、配線を完了させる。
配線の接続が完了したら、ディスプレイオーディオが取り付けスペースに納まるように配線を入れ込んで完了と、言いたいところだが。。。
この状態では使いにくい!
せっかく取り付けた大画面のディスプレイオーディオだが、取説の通りの配線では実に使い勝手が悪い。
何故かと言うと、パーキングブレーキを掛けないと設定できないことが多く、走行中に出来ないことが多すぎるから。
もともとディスプレイオーディオはスマホに接続して使用するものなので、走行中に携帯電話を操作すれば道路交通法違反になる。警察に捕まる捕まらないの前に、純粋に危ない。
しかし、同乗者がスマホを操作することは、違反ではないし、運転に支障はない。
なので、走行中も操作できるようにしておいた方が使い勝手がいい。
ちなみに、走行中にディスプレイオーディオを操作できるようにすることは違法な行為ではない。同乗者がなく運転手一人の場合は、車両が停止した状態で操作すれば何も問題がない。
どうやって走行中もディスプレイオーディオを操作できるようにするかと言うと、実は簡単で配線の一部を細工をするだけ。
黄色に青線が入ったパーキングブレーキコードを切断し、鍬形端子を付けて車体の金属部分にねじ止めしてボディアースをとるだけ。
これで走行中でも同乗者がBluetooth接続するスマホの変更やグーグルマップを使ってナビ設定が出来るようになる。
パノラミックビューモニターの変換キットが邪魔で配線類を納めるのに本当に苦労した。
DAF9ZのApple CarPlayの表示
Apple CarPlayの表示を動画で撮影したけど。、カメラぶれぶれ!しっかりしてよ、エサおばさんww
画面がブレてて見辛かったので動画を差し替え!
地図を全画面にしたり、縮小したりできる。Google Mapの他にApple Mapを選択することができる。
あくまでも個人的な感想だが、Google Mapのナビの方が適切なコースを選択している気がするのでGoogle Mapでナビ設定してる。
あと、パノラミックビューモニターと車両後退時の後部カメラの切り替え状況も撮影したつもりだったけど録画されてなかったので、撮影しだいここに載せておきます。
車両後退時にバックギアに入れると自動的にトヨタパノラミックビューモニターの映像をアルパイン ビックDA DAF9Zに映し出す。ハンドル操作に合わせてガイドラインも変化する。なお、車両ごとのハンドル舵角データ等がアルパインのホームページからダウンロードできるので車両情報の更新をお忘れなく。
スマホのグーグルマップで目的地を設定するだけでディスプレイオーディオにナビ画面と音声案内が流れる。これが無料なのが嬉しい。
普段の運転ではカーナビを使用することはないが、旅行先ではカーナビがあると便利。この程度の使用頻度で20~30万円の高額なカーナビを取り付けるのももったいないし、パノラミックビューモニターを取り付けるとディーラーオプションの型落ちしたもっさいカーナビ一択という選択肢しかない状況から逃れられる。
ハイエースに取り付ける方法を紹介したが、オーディオの取り付け手順はほとんどの車種で同じなので参考になれば嬉しいな。
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